インドでレストランを開店するおはなし

A small Japanese restaurant in India

電子署名

会社設立時、役員に就任するには電子署名というものが必須らしい。

 

ビザ書き換えのための帰国時、Sは国際免許を取得して来た。

それには英語で住所が記載されている。

これが電子署名申請時に役立つことに。

 

私はパスポートと日本の免許証。どちらも住所は日本語のみ。

原本も手元にあるから問題なければいいのだけれど。

 

 

今日は電子署名事務所のC氏が来訪。本当はこちらから事務所に行くつもりだったが、向こうから来てくれた。(これで2回目)

 

申請用紙を記入し、確認用のパスポートなどを原本と照らし合わせつつSが写真を撮り、Whatsapp(インドで一般的な連絡ツール。いわゆるLINEのようなもの。)でC氏に送る。Sは「ハイテクやなあ」とやけに感心している。

 

その事務所から来たC氏、英語が苦手らしい。

少しの英単語と、ほぼカンナダ語。私はもちろん、まったくわからない。

が、Sはなんとか意思疎通している!

 

Sのカンナダ語は本当に役に立つ。

物件オーナーとも最初はカンナダ語で盛り上がったそうだし、タクシードライバーや荷物の配達人に道順を説明するときもカンナダ語を織り交ぜる。

 

私も早く勉強しなければ、カンナダ語。

 

そういえば先週から来てもらっているメイドもカンナダ語オンリー。

彼女は何かあれば「サー!」とSを呼ぶ。

ああ、早く「マダム、次は何をしましょう?」と話しかけてもらえるようにならないとなあ。