インドでレストランを開店するおはなし

A small Japanese restaurant in India

お弁当開始

インドに残った妹から送られてくる写真から、Sも含めスタッフ全員で忙しそうに準備を行なっている様子が伝わってくる。

今日は日本人向けイベントで160個のお弁当を受注している。

パンのデリバリーを除けば、更紗の初仕事だ。

 

仕事のためとはいえ、その場にいられないのが辛い。一緒に作業をしたい。

身体がふたつあったらと、こんなに強く思うことはない。

 

シェフのKは長い経験があるし、他のスタッフはよく働く。

そしてSは飲食業20年以上。

とはいえ、この店でのお弁当製作ははじめてのこと。

 

今日のイベントでは、ソフトクリームマシンも初稼働だ。

どうかうまく行きますように。

時間通りにお弁当をお届けできますように。

美味しい、とみなさんに思っていただけますように。

 

ああ、店内に監視カメラをつけてずっと見ていたい。

 

私は遠い日本でただただ祈るのみ。

みんな、がんばって!