インドでレストランを開店するおはなし

A small Japanese restaurant in India

勤務終了&インド人協力者

S前職場の勤務最終日はお客様が大勢来店され、日課のスタッフミーティングをする時間もないまま、いつもと同じに恙無く営業終了。

 

もしミーティングがあったら、泣いてしまってたかも、とS。

これまで、Sが辞めると聞いた何人ものスタッフが涙を見せて、彼が辞めることを悲しんでいたから。

なので、最後の日が忙しくて良かったと思う。しめっぽくならずに済んだ。

 

まだ周囲には辞めることを言わないで欲しいというオーナーの希望により、ごくごく少数の事情を良く知る方のみ、このレストランでの彼の最後の姿を見に来てくださった。

黄色いバラのブーケと美味しいチョコレート。

頑張って、という真心が心に染みる。

 

 

その次の日(一昨日)は一日中自宅にて、作戦会議。

具体的な数字をあげつつ、プランを練る。

なんだか疲れていていくらでも寝られる。

精神的にもかなり疲れてると思われる。

いろんなことが起こりすぎる。

 

次はできるなら、私たち二人だけで、経営方針、メニュー、内装、スタッフ採用など全て決められる店にしたい。他人に振り回されるのはもうたくさんだ。

 

でもここはインド。しっかりしたインド人のアドバイスは、きちんと受けつつ。

 

昨日はA氏(インド人)に会いに行く。

ある理由からレストラン業の一線からは退いているけれど、大層な名門の出身で、大きな会社の設立者の一人。そして大変心優しく、なにより夫を息子と言ってくださっている方。

日本人だけでは何事もうまく進まないこの国。

A氏の鶴の一声で、その方の腹心、Nさんの力を借りられることになった。これは相当心強い。

 

目標は五月開店。はてさてどうなるか。