インドでレストランを開店するおはなし

A small Japanese restaurant in India

ついに、ついに!!!

3日前の夜中に渡印。

これで通算15回目のバンガロール。

 

最初はただのミュージシャンとして。

 

その時知り合ったS(5歳年下日本人)からの六ヶ月後の求婚、八ヶ月後の入籍を経て、Sが勤めていたレストランの株主となる話しが持ち上がり、私もそのレストランを手伝う、ということに。しかしその話がオーナーの変心により突如取りやめに。

 

そして紆余曲折を経てS、独立を決意。

 

今回は私もレストランオーナーとしての渡印。

 

思いもかけない未来が待っていた。

不安も大きいけれど、Sが私を見初めた条件のひとつ、

 

・商売人の娘であること

 

の本領を発揮する時。

今やらねば、いつやるのか!

 

 

美術科卒の感覚も役立った。

店内のインテリアや内装は、私の意見で。

お金をかけすぎずとも、素敵にできることを知っているから。

でもある部分はこだわって、お金をかける。

いい内装に仕上がったと思う。みなさんに見ていただきたいと、心底思う。

 

現在、エグゼクティブアドバイザーとして滞在している妹の、料理、食べることのセンスもこれから存分に発揮してもらおう。小さい頃から、料理本を自分で買い、眺めるのが好きだった妹。妹の料理食べたさに、以前経営していたサロンにはたくさんの人たちが集まっていた。こころ強い。

 

そしてS。

スタートアップでは考えられない、素晴らしいスタッフが揃っているのは彼の功績に他ならない。こんなに雰囲気がよく、能力が高く、よく働くスタッフが揃っている店は、全インドを探してもないと自信を持って言える。

 

今夜は吉本興業ぜんじろう氏の記念ライブ。

Sの独立と更紗の開店を自分のことのように喜んでくださり、わざわざお祝いライブをしに駆けつけてくださるのだ。ありがたい。ありがたすぎる。

 

明日は地元の方々、近隣の方々、スタッフの家族を招いて、お披露目会を行う予定。

 

そしてとうとう、とうとう、月曜から夜だけオープンだ。

武者震い。

がんばろう。