インドでレストランを開店するおはなし

A small Japanese restaurant in India

常識の違い

昨日、内装工事の仕上げ真っ最中の店へ。

 

壁の高い部分のパネルを貼っている、、、のだが。

足元を見ると、台に使っているのは、キッチン用に買った台ふたつ。

それらを重ねて職人が乗っている。

 

それを見た私たち、怒りまくる。

 

これは私たちがキッチン用に買ったものだ。あなたたちはなぜ自分で脚立を持って来てないのか。

 

そしてさらにSの怒りを倍増させたのが、そこにいた我がスタッフたちがそれを黙認していたこと。

 

怒りまくるS。もちろん私も。

 

日本人の常識で考えたら、それはありえない。

依頼主のもの、しかもキッチンで使うもの。

その新品のカバーを外し、ふたつ重ね、その上に人が乗って作業をする。

ありえない。ありえなさすぎる。

 

しかし。

 

時間が経ってから、冷静に考えてみた。

 

それが悪いことだと思わない人たちの国なんだ、ここは。

あ、ここに台がある。ラッキー。使おう。それだけ。

 

悪いと思ってないんだ。

教えていかないといけないんだ。

 

改めて、思う。思い知らされる。

 

ここは、インド。