インドでレストランを開店するおはなし

A small Japanese restaurant in India

自宅引っ越し

レストラン開業に向け、物件近くのゲーテッドコミュニティに引っ越し。

Sもインド国内での引っ越しは初体験。

 

事前にこのサービスで見積もりを取り、真っ先に電話のかかってきた業者に頼むことに。驚くことにパッキングもやってくれるという。日本では夢の「らくらく引っ越し便」がインドで!

 

おおよその家具の数や部屋数、エレベーターの有無、引っ越し先などを電話で聞くだけで見積もりなんだなあ。大丈夫なの?と少々不安なのは、日本での引っ越し経験が多い私。大丈夫だよーとのんきなS。

 

本当に何もしなくていいのか確認しても、何もしなくていいです、とのこと。

 

そして昨日が引っ越し当日。

 

リーダーらしき若い男性、そして手下の二名、合計三名。パッキング資材と段ボールを持ち、5トントラックでやってきた。ほぼ時間通り。やるう。

 

既に破損している箇所など確認するところは抑えつつ、「マダム、パッキングの具合はどうですか?」と聞いてきたりしつつ、てきぱきとパッキングをおおよそ四時間半で終え、出発。

 

、、、と、ここまでは良かった。満点だったよ、君たち。

 

ランチを途中で取っていた&道に迷ったらしく、私たちは新しい家で待たされること、二時間。遅い。遅過ぎる。

 

私の堪忍袋の緒が切れる寸前、トラック現る。

 

そんな一件はあったものの、仕事は早くて丁寧。二時間ちょっとで運び込み完了。三分の二ほどは開封も終わった。

 

私たちが借りていたレンタカーの返却時間が迫ったため、いくつか開封しないままの段ボールが残ったが、その箱代も含めて見積もり代金(9.000ルピー)で結構です、とのこと。

いやいやあなた。君たちが遅れたから開封できなかったんじゃないの?

と文句言ってはみたものの、時間もないし、それ以外は満足だったので代金を支払う。

 

次の日、開封しつつ確認してみると、ワイングラスの脚の部分に細くねじったプチプチを余分に巻いたり、マットレスは完全にラップ状の物でくるんだり、かなり丁寧な作業ぶり。

 

残念ながらワイングラス一個、グラス一個(ノベルティで貰ったもの)、計二つが破損。 あと、葉っぱの形の陶器の一部分が欠けてたのと、樹脂製の時計にヒビが入ってた。まあこれくらいは許容範囲だと思う。日本でも起こりうること。

 

大切な食器と仕事上の貴重品は自分で運んだし、問題なし。

 

インドで初の引っ越し、おおむね無事に終了。

Sはチップをはずんであげていた。

 

 

今日は会計事務所より進展の報せが!嬉しい。

Sには、独立をどこからか聞きつけた有象無象から電話が入る。非常にめんどくさそうなS。

 

さあ、家も新しく快適になった。

どんどん進めてゆきましょう。